意見を求めている相手に、過ぎた遠慮は不要
3つめのカベを破るためには、「自分の意見を言うことは、相手を助けてあげることにもつながるかもしれない」と考えることが必要です。相手は意見を求めているのですから、自分の意見を言わない方が失礼です。会社で働く上で気遣いは大切ですが、マナーを踏まえていれば意見を言うのに細かい気遣いは不要で、堂々と言っていいと思います。
自分の意見を誠実に、分かりやすく述べることを繰り返すと、周囲から「あの人は聞けば何かしらの意見をくれるな」と見られ、一目置かれる存在になります。
学校の試験が苦手な凡人でも、答えの選択肢が多いビジネスでは、意外と「成績優秀者」になれるチャンスがあります。チャンスをモノにして自分の意見を言えるよう、日々意識していきましょう。
野崎大輔