夏のボーナス予想 45%が「去年より下がりそう」

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   会社の業績を大きく反映するボーナス(賞与)の金額。中堅社員を対象とした予想アンケートによると、2009年夏のボーナスは、戦後最悪の不況を受けて相当厳しいものになりそうだ。

金融業界では「ボーナス1割減で転職を考える」

収入に占めるボーナスの割合が高い会社の社員には影響が大きい
収入に占めるボーナスの割合が高い会社は特に苦しい

   インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」 は、関東、関西、中部地域に住む25~34歳のビジネスパーソン5000人を対象に、09年夏のボーナス支給額の「予想」について調査した。それによると、09年夏のボーナスは、18.0%が「支給なし」と予想。昨年実績を5.1ポイント上回り、厳しい状況が浮き彫りとなった。

   支給金額の予想では、昨年に比べて「下がりそう」と回答した人は45.6%で最多。「変わらない」は40.5%、「上がりそう」は13.8%だった。平均予想支給額は、昨年の支給額と比較して14.0%減の33.7万円。

   ボーナスの支給額によって転職を検討するかという質問では、「支給額によっては転職を検討する」と回答した人が20.9%いた。実際にはいくら減ると転職を考えるのか。たとえば、年収に占めるボーナスの割合が高い金融業界では、平均して1割程度の減額があると転職を検討するという結果が出た。

   この予想は果たして当たるのか、もしかすると現実はさらに厳しいものになるかもしれない。議員ボーナスの減額を拒否する地方議会があるようだが、われわれ会社員には抵抗する術もない。

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