「本当は広告効果なんて大してない」
津田さんのレポートは、Twitterから別のウェブページに転載され、さらに多くの読者の目に触れるようになった
そのほかにも、週刊SPA!や週刊朝日の編集長などから面白い発言がポンポン飛び出し、それがほぼリアルタイムで中継された。
SPA!「広告に効果があるのかということが問われてる。本当は広告効果なんて大してない。それを代理店と我々がクライアントを騙してきた」
SPA!「うちのデジタル部署の動きを見てこれはないな、と思ったのはSPA!のデジタル記事を扶桑社のウェブサイトで売っていたこと。だけど、扶桑社そのもののファンなんてのはいない(会場笑)。そもそも売る場所を間違えている」
週刊朝日「さっき田原さんから度胸がなくなったと怒られたが正直いって度胸ないです。萎縮してます。何人か指摘しているが2つの大きな脅威にさらされている。さまざまな規制と訴訟。もう1つは本を買ってもらえないので制作費がなくなっている」
週刊朝日「今日、若い人がいっぱい来てるけど、週刊誌がつまらないから買わないんだよね?(会場笑)。でも、信頼性のある情報は金を出して買って欲しい」
編集長たちの多くは、名誉毀損訴訟の賠償金の高額化と部数減少で週刊誌が萎縮していると指摘したが、なかには、ネットのせいで週刊誌の売上が落ちているという発言もあった。
フラッシュ「ネットの驚異ということも言われているが、スクープをやっても、発売前日にそれが2ちゃんねるに掲載されてしまう。そのへんも週刊誌の元気をなくしている。というか実売を確実に奪っている」