教訓6:メンバーを固定しろ(Keep team membership stable)
チーム編成にあたってはメンバーをできるだけ固定化し、連帯を強める時間を取ろう。プロバスケットボールのNBAの14年分の試合記録の調査によると、メンバーの変動が少ないときほどチームは勝利している、という傾向がある。チームのメンバーが固定されることで、選手はお互いのコンビネーションについて学び合う機会を得られるのだ。
一方、仕事の切り替えが早い今日の職場では、チームのメンバーを長期間固定することは難しい。しかし、チーム編成や役割分担などを経営者が工夫することによって、チームの安定度を高めることができるだろう。