5. 罪を憎んで人を憎まず。攻めるべきは人格ではなく、その人の論であることを忘れない
攻めているのは相手という人間ではなく、あくまでもその人の主張だったり文章である。人に対する攻撃はしない。できたら、電話や対面などオフラインの手段で連絡を取って、言葉のケンカを本当のケンカにしないようにする。
特に大切なのは、最後の5でしょうか。私はメールやブログで緊張感が生じると、すぐに電話をしたり、相手に会いに行ったりするようにしています。ほとんどの場合は、「話せばわかる」ですから。ちなみに今回のケースでは、反論記事の掲載後、ご本人からブログのコメント欄に心温まるバースデーメッセ―ジを頂いたり、ブログで出口の本をご紹介頂いたりして、すっかりお友だち状態だったりします。
真剣に議論することは大切なことであり、時にはケンカしてしまうこともありましょう。しかし、大切なのは、上記のような「お作法」を守ってやることなのではないでしょうか。
岩瀬 大輔