怒ったエレカシ宮本に何と言えば良かったか?

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   人気バンド・エレファントカシマシの宮本浩次さんがラジオ番組の生放送中に「キレた」と話題になっている。DJの不用意な一言が個性派アーティストの逆鱗に触れてしまった格好だが、似たような会話の行き違いは、職場や営業先でもときどき起こる。思わぬところでゲストを不愉快にさせてしまったDJは、どう対処すれば良かったのか?

「失礼なやつだ、こいつは」

TOKYO FMのサイトでは番組の動画が公開されていたが、騒ぎが大きくなった後、削除されてしまった(右側)
TOKYO FMのサイトでは番組の動画が公開されていたが、騒ぎが大きくなった後、削除されてしまった(右側)

   ハプニングは、TOKYO FMで2009年4月18日に放送された生放送番組「COUNTDOWN TFM」で起きた。エレファントカシマシの新作アルバム「昇れる太陽」について、DJの鈴木万由香さんが感想を述べたときのことだ。

「なんか今回のアルバムっていうのは聴くたびに印象が変わっていって、なんていうんでしょう、オードブルもサイドディッシュもないフルコース・・・メイン!メイン!メイン!メイン!みたいな。ちょっとぱっと聴いた感じで『うわっ!食べにくい!』っていうような。でも実際飲み込んでみると『こんなに美味しいもんないや』という・・・」

   これを聞いた宮本さんは、

「人の前で『食べにくい』って言ってましたね、この人」
「失礼なやつだ、こいつは」

と不快感をあらわにした。しかし鈴木さんは軽く「すみません」と言いながらも笑って話を先に進めようとする。これに対し、心ここにあらずという感じで黙り込んでしまう宮本さん。そこで鈴木さんが「宮本さん、いま遠くに行ってました?」とツッコムと・・・

宮本「遠くっていうか・・・まあ、悪気がねぇのは分かってるけどよぉ」
鈴木「ケンカ売られてます、いま」
宮本「ケンカじゃねぇだろ。おめえが売ってるんだ、このバカ」
鈴木「いえいえ」
宮本「気をつけろ、このドアホ」
鈴木「言ってないです・・・」
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