さむ~い30代男性の給料事情 5割が「今後、下がる」

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   2009年4月以降、あなたの給与や世帯収入はどうなる見込みですか?――そんな質問に対して、30代男性の5割が「下がる」と回答していることが分かった。「下がる」比率は20代の男女の約3割よりも高く、下の世代よりも不況の影響を受けやすいことを実感していることが明らかになった。

「給料が上がる」は全体の約1割にすぎない

景気悪化につれ、サラリーマンの[お金事情」も悪くなっている
景気悪化につれ、サラリーマンの[お金事情」も悪くなっている

   アンケート調査は、ネット上のポイントサービスを運営するネットマイルが2009年4月3日~4日、20代以上の男女各250人を対象に実施した。アンケートでは「2009年4月以降、給与や世帯収入はどうなる見込みか」という質問に対して、「上がる」「やや上がる」「変わらない」「やや下がる」「下がる」の5段階で回答してもらった。

   それによると、全体では「上がる」と「やや上がる」が計13.8%だったのに対して、「下がる」と「やや下がる」は計37.6%とマイナス方向の回答が大きく上回った。特に30代以上の男性で「下がる」比率が高く、30代男性は50.0%、40代男性は42%、50代男性は52.0%が「下がる」または「やや下がる」と答えた。

   それに対して、20代男性は「下がる」「やや下がる」と答えた人が22.0%と30代よりもかなり低かった。逆に、「上がる」「やや上がる」が32%に達しており、「下がる」「やや下がる」を10ポイント上回る結果となった。20代女性も似たような傾向で、「上がる」のほうが「下がる」よりもやや多くなっている。

   また、「身の回りの景気動向」についてたずねたところ、「景気は悪いままである」「景気はいっそう悪くなってきている」といった「景気下向きの印象」を抱いている人が全体の9割にのぼった。

   ネットマイルは「明るい兆しがなかなか見えてこない状況が続いているようだ」としている。

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