<できコツ20>凡人は「できるヤツ」を真似しよう!

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   「他人の真似は絶対にしない!」と言いながら結果を出してしまうのは、非凡な人の話です。凡人は、上手に他人の真似をすることで、物事の基礎を学び、その上で自分のスタイルを築いていきましょう。

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魔裟斗の不屈の精神にあこがれて髪型を真似てみる

   凡人は、最初から優れた結果を出すことができません。正確に言うと優れた結果を出すための行動が取れない、そういう行動がどんなものなのかが分からない、ということです。そういうときは、優れた結果を出している人を観察して、その行動を真似るところから始めてみましょう。

   私は、キックボクサーの魔裟斗のファンです。彼がいいのはストイックなところです。会見では「勝つのはオレだ」と相手を挑発しますが、その裏でハードな練習を欠かしません。試合中も常に前に出て、フラフラになっても勝負を諦めません。私も辛い時には彼の姿を思い出して「これはハードなトレーニングだ。勝つのはオレだ」と言い聞かせて乗り越えてきました。

   「まなぶ」とは「まねる」ところから始まります。できるヤツの良い点を積極的に真似るうちに、あなたもできるヤツに学び、近づいていることでしょう。まずは理想と思える人を選んでみて下さい。真似の仕方は、まずは髪型やファッションなど形から入ってもいいと思います。

   その人が有名人なら、テレビや雑誌などで行動や発言などの情報を集め、その裏にある思考や考え方を想像しながらインプットしていきます。「この局面で、あの人ならどう考え行動するだろうか」と意識するようになると、自分の思考や行動も変わってきます。

野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
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