「働かざるもの食うべからず」を忠実に実行した社民党
いやあ、実に素晴らしい。まさにレーニンの言う「働かざるもの食うべからず」の精神、これこそ左翼の真髄だ。日本中の企業が同じことをやっていれば、就職氷河期も生まれなかったし、非正規雇用も派遣も拡大しなかったろうに(賃下げやクビ切り可能なら、企業はわざわざ派遣なんて雇わない)。企業はどんどん新陳代謝を行い、国全体の成長率も高まり、労働者が手にするパイの量自体もずっと増えていただろう。
では、なぜ社民党はこんな素晴らしい手柄をアピールしないのだろうか? ああ、きっと党首がおしとやかで控えめな性格なのだろう。ならば不肖ながら、僕が代わって「社民党がいかに素晴らしい政党であるか」をピーアールさせていただこう。
ということで、全国津々浦々のセミナーで「福島みずほ推薦!中高年にはリストラを、若者には職を!」と言っているのだが、会場はあたたまってもなかなか政策自体は広まらない。なにより社民党自体、いつまでたっても鼻クソみたいな支持率しかない。
この分だと次の選挙あたりで消滅しそうだから、「リストラの社民党です!」と積極的にアピールしてみてはいかがだろうか?そうしたら、僕も一票めぐんであげますよ。
城 繁幸