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求職者だってブラック企業には入社したくない

   ところで、企業の経営者が「優秀で健全な求職者」を期待しているのと同様に、求職者も厳しい視点で企業を選別していることにお気づきでしょうか。優良企業と真逆の体質を持つ企業は、ネット上で「ブラック会社」と呼ばれています。

   ブラック会社とは、具体的には「求人誌の常連」「入社を慌てさせる」「夜遅くまで電気がついている」などが判断のポイントとされているようです。J-CASTの記事「泥のように働かされる『ブラック会社』どう見分けるか?」を参考にするのもよいでしょう。

   せっかく入社した社員が、なぜか次々と退職してしまう場合、「あいつはシュガー社員だったからなあ」で済ませていませんか。組織診断などで企業風土の見直しをして、自社がブラックな体質になっていないか、チェックを行って下さい。

   ブラック会社は、会社の大きさや知名度とは関係ありません。大手有名企業であっても、ブラックな企業体質を放置していれば、退職者が「あそこはブラックだ」と噂を流して、いくら求人を出しても求職者が集まらないということが起こります。

田北百樹子

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田北百樹子(たきた・ゆきこ)
札幌市出身。田北社会保険労務士事務所所長。保険関係の手続や就業規則作成にとどまらず、人事考課制度導入や社員教育など、企業の人事労務を幅広くサポートしている。「シュガー社員」の名付け親で、09年3月にはシリーズ第3弾となる『ブラック企業とシュガー社員』(ブックマン社)を刊行。
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