「不景気の中、職を得られてほっとした」
また今回の調査では、33.8%が「景気悪化の影響があった」と回答している。「転職が決まった今の気持ちは?」との質問に対しても、
「この不景気の中、苦戦の後に職を得られてほっとした」
「不景気といわれている中で、キャリアチェンジできたので、とても安心しております」
といった経済情勢を反映したコメントが寄せられた。
アンケート結果について、リクルートは
「リクナビNEXTの利用者の動きからすると、景気の動向によって転職者の数が極端に増えたり減ったりしているわけではないが、転職理由の中身は変化している。好景気のときは、よりよい条件や賃金を求めて転職しようとする人が多く、会社側は社内の待遇を改善して引きとめをはかる必要があったが、不景気の今は『会社にとどまりたい』という人が増えている。その一方で、会社の倒産や事業縮小で仕方なく転職する人が増加している。このような傾向はしばらく続くものとみられる」
とコメントしている。