サラリーマンはどんなに頑張って仕事をしても、会社の給与規定以上の収入を得ることはできない。しかし、独立して事業主になれば、年収は仕事のやり方次第。収入を2倍にするのも夢ではなくなる。では独立後、収入を増やすにはどうしたらいいのだろうか?
自分を高く売る「交渉術」で収入は大きく変わる
頑張って働いた分収入が増える。それが、自営で仕事をする醍醐味だ。しかし、売上をもっと上げたいと思いながらも、いざ仕事の値段交渉となると、お金の話は苦手という人が多い。商談の場面で、相手から「費用はどのくらいかかりますか?」と予算を聞かれても、自分が欲しいと思っている金額を堂々と言える人は少ない。
お金の交渉に弱いタイプの人は、どうしても相手の言い値で仕事を請けることになってしまう。その結果、本意ではない金額(安い料金)で、仕事をやり続けるようなことにもなる。これでは、コラムの第7回目でお話をした、自ら赤字体質を作るパターンになってしまう。
会社にいれば、自分のスキルが評価されて、それが給料の額に反映される。そして、黙っていても給料日になれば銀行口座にお金が振り込まれる。しかし独立すると、自分の持つ技術力やスキルをいかに評価してもらえるかで、収入は変わってくる。
自分を高く売る技術や交渉術が、お金を稼ぐ力、お金を儲ける力になる。