<できコツ11>凡人は「見た目が9割以上」と考えろ

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たまにはデパートで「ファッションチェック」

   私はアパレル店員として働いたこともあるのですが、そのときの経験からコメントすると、ビジネスの服装で最初に注意すべき点は「自分の体に合ったスーツ」のシルエットを見つけることです。有名なデザイナーのものでも上質な生地であっても、自分の体にフィットしていなければ台無しです。アウトレットなどを利用すれば、お金をかけなくても、きっと自分に合ったものに出会えるでしょう。

   私は、休みの日にデパートを覗いて参考にしています(手の届かないものが多いのですが)。展示されているものをファッションチェックのつもりで見てみましょう。注意して見ていると刺激を受け、いつのまにか目が肥えて、感性が豊かになります。映画の出演者のファッションも参考になります。私の憧れの上司像は『オーシャンズ11』のジョージ・クルーニーです。感情が安定しているし、仲間の特徴をつかんでうまく活用しているからです。服装からもリーダーの風格がにじみ出ています。

   私個人は20代前半から、仕事のスーツは黒、シャツは白か黒、黒ネクタイが基本です。周囲からは「葬式に行くのか」「ヒットマンみたいだな」と言われたりしましたが、今では「野崎らしい」と見られるようになりました。待ち合わせのとき、遠くからすぐに見つけられるというメリットもあります。

   ビジネスパーソンは、朝の出勤から夜の帰宅までに、少なくとも10時間は掛けるでしょう。ならば、その間に着ている服装をおざなりに済ますのは、もったいない事です。自分なりに着るものを楽しむことで、気分良く仕事ができ、他人への印象付けができることを考えると、服装に気を使うことは案外あなどれないものです。

野崎大輔

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野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
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