「知多半島やっちまったな」
知多みるくのブログは「今日は節分ですね」「風が強すぎる~」といったホノボノした話題が多い
大久保さん自身も元来アニメなどに造詣が深く、アニメ・マンガから学んだという人生哲学をまとめた書籍も出版している。相談にきた若者には、アニメなどの話題から入って心を開いてもらうこともあるという。
この知多みるく、登場早々、地元紙に取り上げられたほか、ネットメディアでも紹介された。ネットでは、
「知多半島やっちまったな」
「とうとうウチの地元にも"萌え"の波が押し寄せてきたのですねぇww」
といったコメントが掲示板やブログに書き込まれたが、おおむね好意的に受け止められているようだ。その一方で、コアなアニメファンからは
「惜しい 22歳はアニメの世界では、萌えキャラではなく。おねーさまキャラ」
といったコメントも。知多みるくのデザインについては、大久保さんは次のように説明する。
「本当に『萌えキャラ』にすると、どうしても『幼女系』に寄ってしまうのですね。ですが、この施設は相談に来る若者だけでなく、その保護者も来るので……。なので、清楚でかわいいキャラを描ける人を探していたら、鉄道会社などのキャラも手がけているイラストレーターの宙花こよりさんを見つけまして、お願いすることにしました」