子供にケータイを踏みつぶされた
40代男性会社員のBさんは、定期的に必ずバックアップを取っています。
「だいぶ前に子供にケータイを壊されたことがあって。折りたたみ式が出てきた頃、開いたままで遊んじゃって、とうとう踏んづけちゃったんです(笑)。友人、知人以外に取引先の情報や仕事のスケジュールも入れていたので、ずいぶん難儀しました」
画像データなどはmicroSDなど外付けの記憶媒体に、電話帳はパソコンにも保存しています。
「昔と違って今のmicroSDは容量が大きくて安いですから、保険代としての負担が少なくてありがたい」
データの消失ではないですが、いたずらされて困ったことがある、というのは20代の男性会社員Cさん。
「友達が、僕が席を外している時などに電話帳を開いて、番号やメールアドレスを一文字ずつとか、勝手に変えちゃったんですよ。しばらく気づかず、彼女からメールが来たのにサブウィンドウに名前が表示されなかったことで、やっといたずらされたとわかりました」
キーロックをいちいちかけるのも面倒だし、指紋や虹彩による認証機能を標準装備してほしい、とCさん。
「てゆーか、ケータイがもはや自分と一心同体、自分の補完装置になっちゃってることが、なんか怖いですね(笑)。どこまでケータイ頼みなんだ、と」
井上トシユキ