アクセス制限を突破しようとして注意される者も
ライブドアブログでは「職場で2ちゃんねるは見れない」という声も多かった
一方、「2ちゃんねるを仕事中に見るなんて信じられない」という「見ない派」もかなり多い。たとえば、2ちゃんねるに限らず業務外のサイトを見ることは仕事の妨げになるという意見だ。
「あり得ない……。と同時に派遣切りでやかましいご時世、平和なテーマに脱力しました。仕事中、業務で使うPCで仕事と関係のないサイトを見る事自体、2ちゃんに限らずあり得ないのです。仕事しててそんな暇ないですし」(つぶ庵)
「全く見てない。職場どころかプライベートでも見てないです。見たい気持ちになりません。多分心が繋がってないと話がぎこちなくて疲れる」(これでいいのだ)
もともと2ちゃんねるを見る気がないというわけだが、なかには会社がアクセス制限をしているために「見たいんだけど見られない」という悩ましい人もいる。
「職場で2ちゃんねる見たいんだけどね~。悲しいかな、職場の環境ではブロックされてしまい、見られず終い。昼休みとかに見たいんだけどさ。まあ、最近、情報流出がうるさくなっているからね。これも致し方ないのかな」(ユキちゃんの日記)
あるいは、2ちゃんねるにアクセスできないのになんとか見ようとして、会社から注意される人も……。
「職場の先輩が2ちゃんを見ようとして、閲覧をシステムでブロックされていましたね。仕事とは関係ないサイトをみようとするとブロックする仕組みがあるんです。そのシステムで2度ブロックされると、人事に呼び出しをくらってしまうんです。先輩は、2度目だったので呼び出されていましたね」(ojizounewsのブログ)
このように、フィルタリングソフトを使って2ちゃんねるへのアクセス制限をしている会社も多い。そのような現状について、フィルタリングサービスのデジタルアーツは次のように説明している。
「企業が2ちゃんねるへのアクセス制限をする理由としては、業務中のカキコミで自社情報が漏洩するのを防いだり、トラップにかかって企業のIPアドレスをさらされたりしてブランドイメージが悪化するのを避けたりすることが考えられます。しかし2ちゃんねるには、マーケティング担当者が自社商品の評判を知ることができるなど役に立つ面もあるので、『カキコミは禁止するが、閲覧は許可する』という対応をとっている企業もあります」
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