2. 「私生活延長型」は責任の小さいポジションに置いておく
プライベート最優先で、仕事は半人前だが自分の権利には強い執着心を持っている「私生活延長型」は、アフター5の充実が重要なので、残業や休日出勤などはもってのほかです。重要な仕事やスポットライトの当たる仕事を好みません。
上司が「仕事の面白さを分かってほしい」と願うあまり、重要な仕事を任せることもあるでしょう。そのとき結果がでなかったら、伸びる社員なら「悔しい」「今度こそ」と思うものですが、このタイプは「こんな仕事を任せる方がどうかしている。任せた上司が悪い」と反発します。
このタイプは、そもそも「責任感」という言葉に嫌悪感を抱いています。「私生活のために仕事している」「仕事のために休日に読書するなんてあり得ない」と公言しつづけるようなら、誰にでも代わりができる責任の小さいポジションに置いておくのが得策です。