職場で「2ちゃんねる」見てる人たちの実態

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「2ちゃんアクセス禁止」の会社もあるが……

   あるメディア企業では、2ちゃんねるにはアクセスできないような措置がとられていました。

「トラップにかかって、大手メディア企業から見ていたことがバレちゃったケースが数年前にあったじゃないですか。あれ以来、社員のアカウントからはアクセスできないようになっています」

   事件などでどうしても2ちゃんねるを見る必要があるときは、外部の協力先やアルバイトに依頼するのだとか。

   サンプルは少ないですが、さすがに職場からだけあって、いずれにせよ、楽しみのためではなく業務の一環として見ているようです。

   業務と言えば、風評被害の防止のためなど、業として2ちゃんねるのスレッド監視などを引き受けている会社でも、職場からアクセスすることがあるのでしょうね。

   そんな彼ら彼女たちも、プライベートでは2ちゃんねるに書き込むこともあるといいます。2ちゃんねるが西村さんの手を離れて海外企業に渡って心配なのが、書き込みのルールや運営方針が今後どうなるのか、ということ。

   そればかりは、成り行きを見守るしか手はないと思われ、、、。

井上トシユキ

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井上トシユキ
1964年、京都市出身。同志社大学文学部卒業(1989)。会社員を経て、1998年よりジャーナリスト、ライター。TBSラジオ「アクセス」 毎週木曜担当。著書は「カネと野望のインターネット10年史 IT革命の裏を紐解く」(扶桑社刊)「2ちゃんねる宣言 挑発するメディア」(文芸春秋社 刊)など。
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