<できコツ7>ランチタイムは新聞片手に一人で過ごそう

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

「勉強熱心な自分」をブランディングする

   ひとりでランチに行くときは、新聞や、仕事に関する本を持っていってみましょう。実際に読むか読まないかは自由ですが、その姿を見た人は「この人は昼休みも勉強しているのか。スゴイな」と思うはずです。

   もし、「できコツ1: 始業1時間前に出社して、本を眺める」を実行していれば、朝と昼の2回、勉強している姿を目撃されるチャンスを作ることになります。こうした積み重ねによって、勉強熱心な自分を「ブランディング」していくのです。

   実際上の効果としても、料理を待っている間に新聞や本に目を通すだけで、新たな発見や興味が湧いてくることがあるものです。コマ切れ時間を有効に活用していくだけでも、積み重ねれば、何も考えずにぼんやりしている人と大きな差がでてきます。

   「気づき」というのは、何がきっかけになるか分かりません。私は以前、書店で何気なく手に取った本を立ち読みしていて、ふと自分の担当業務のヒントを得たことがあります。そして、社に帰ってそれをまとめて提案したら、経営会議で承認されたのです。

   結果的にその仕事は、周囲から評価もされ、その後の専門分野の1つになりました。ひょっとしたら、これからあなたが手にして、ランチで何気なく目を通した記事の中にも、あなたのキャリアを大きく変えるヒントが隠されているかもしれません。

野崎大輔

>>「できるヤツ」と思わせる20のコツ・記事一覧

野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
姉妹サイト