<できコツ7>ランチタイムは新聞片手に一人で過ごそう

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   会社員の昼休みは、会社の拘束時間の中で、最も長く休憩できる時間です。この時間を有意義に使ってこそ、精神的にもゆとりが出てきます。考え方によっては、貴重な自己啓発の時間にもなるのです。

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凡人は「孤独になる勇気」を持て

以前は気が向いたときにしか手にしなかった日経新聞。独立してから毎日読むようになりました(野崎)
以前は気が向いたときにしか手にしなかった日経新聞。独立してから毎日読むようになりました(野崎)

   ランチタイムは従業員間のコミュニケーションの場でもあるので、いろいろな人と一緒に行くことは良いことです。しかし、無理をして誰かと行く必要はありません。一緒に行きたい人がいれば誘い、誘われたらついていく、くらいのスタンスで良いと思います。

   少し前に話題になった「ランチメイト症候群」をご存知でしょうか? ひとりで食事することが寂しくて仕方がなかったり、ひとりで食事をしていて同僚に「友達がいないのでは?」と思われることを極端に恐れたりすることです。重度になると、それが原因で会社を辞める人もいるようです。

   凡人は「孤独になる勇気」を持ってください。大半の人は、安心を求めて群れることを好みます。しかし、貴重な「自分だけの時間」を大事にしたければ、ひとりで行動することも大切です。ひとりで行動をしていると、集団の中にいる自分自身の意識も変わってきます。

野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
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