「顔写真+出身地」で忘れられない名刺に!(GMS)

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名刺の表だけでなく「裏」にも工夫あり

井手高志さん(左)は、学生メディアセクションの広報リーダー・梅田優さん(右)らと従来の名刺をチェックしながら、新しいデザインの構想を練った
井手高志さん(左)は、学生メディアセクションの広報リーダー・梅田優さん(右)らと従来の名刺をチェックしながら、新しいデザインの構想を練った

――いろんな工夫がされていて、見ているだけで楽しくなる名刺ですが、どうしてこんな名刺を作ろうと思ったのですか?
「これまではごく普通の名刺を使っていたんですが、たくさん配っても、きちんと記憶してもらえない。そう感じていたので、インパクトのある名刺を作って、会社や名前をしっかり覚えてもらおうと思ったんですよね。顔写真にこだわったのは、顔を思い出してもらえればそのとき話した内容も思い出してもらえるのでないか、と考えたためです」

――新しい名刺のデザインを考えるにあたっては、ほかの名刺をたくさん調べて、研究したそうですね。
「手元にある3000枚近くの名刺を調べましたが、顔写真の入っている名刺はほとんどありませんでしたね。1000枚に5枚ぐらいの割合でした。でも、それだけ少ないということは、顔写真入りの名刺を作ればインパクトが大きいということになります」

――新しい名刺の効果はありましたか?
「非常に効果がありました。まず、2回目に会ったときでもちゃんと覚えてくれていることが多いですし、『面白い代理店だね』と連絡をくれた社長さんもありました。それから、飲みの席で名刺交換しただけでしゃべらなかった人から、いきなり連絡がきたこともあります。このデザインの名刺はまず、『学生メディアセクション』という一事業部だけで始めたんですが、うまく行ったので、社員全員(23人)の名刺をこのデザインに切り替えることにしました」

――実は、名刺の表だけではなく、裏にも工夫があるんですよね。
「そうなんですよ。名刺の裏には、学生向けネットメディア『GANBARUZINE!(ガンバルジン)』の運営や広告代理店業務といった会社の事業内容が書かれています。我々は若い会社なので、事業内容を知ってもらおうということです。ただ、この名刺のデザインが完成形とは考えていません。よいアイデアがあればどんどん取り入れて、ブラッシュアップしていきたいと思っています」

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