「音」にも徹底的にこだわった
伝説の某アクションスターが大活躍するWebムービー。見るためにはユーザーの「アクション」が必要だ
藤崎さんはもともと読売広告社でテレビやラジオのCMを作っていた。そのときの経験を生かし、サムライウエポンでも「動き」や「音」に徹底的にこだわった。CM撮影の要領でCM制作会社が映像を撮り、その素材をWebプロダクションが加工するという共同作業で、躍動感あふれる「ブログパーツ」と斬新な「Webムービー」を完成させた。
「僕のCM作りのモットーは『映像の半分は音である』というもの。スターウォーズのライトセーバーもあの『ブゥーン、ブゥーン』という音がないとダメですよね。サムライウエポンでも、音が生みだす空間や、想像力への刺激を強く意識しています」
藤崎さんとCMやWebのクリエイターたちが苦心を重ねて作り上げた力作ムービーは、サムライの横のかがり火をクリックするといった「裏技」で見ることができる。サムライウエポンのサイトでその方法が公開されているので、興味のある人はチェックしてみてほしい。
「ムービーでは、北斗の拳やマトリックスのような、圧倒的な殺陣(たて)の世界を追求しています。『崩壊の美学』を意識したブログパーツと合わせて、一種のコミュニケーションツールとして楽しんでもらいたいですね」
※サムライウエポン配布サイト
http://www.samurai-weapon.com/