外資系企業だからこそ「開拓者精神」が要求される
このような結果について、シー・シー・コンサルティングは、
「日本人のビジネスパーソンがグローバルに活躍するためには、語学力以外に、日本人が従来苦手としてきた『変化を受け入れ』、『周囲との衝突も恐れず』、『新たなものを発想する』力が重要であることがわかった」
としている。
また、米国系のコンサルティング会社で働いた経験をもつ30代の男性は、
「たしかに自分が働いていた会社でも、チャレンジングとかクリエイティブといった要素が重視されていた。ただ、そのような風潮は日本に進出してくるような“アグレッシブな企業”だからこそ、ともいえる。日本に昔からある会社とちがって、外資系企業の多くは異国の地で新しい領域を開拓していかなければいけない。その意味で、リスクを恐れない“開拓者精神”をもった人材が求められているといえるのではないか」
と話している。