完全に仕上がっていなくても「締切り」を優先する
「上司に頼まれた仕事の提出期限を守れない」という事態も、望ましくありません。全力を尽くして完璧に仕上げて締切りに遅れるよりも、8割の仕上がりで締切りを守った方がよっぽど良いと思います。経験の少ない若手社員が自分で「完璧だ!」と思っていても、上司や先輩から見たら、その出来ばえはせいぜい6割くらいなものです。
締切りを意識して仕事する人には、安心して大事な仕事を任せられます。締切り厳守で着実に仕事をしていれば、良いチャンスが回ってくる可能性が高くなります。
もちろん、クライアントに直接提出する資料などは「8割でとりあえず」とはいきません。現時点でどこに問題が残っているか上司に報告し、対応方法の確認を要する場合もあります。一人で抱え込んで手遅れにならないよう、早めに相談することです。
スケジュールを組む際に、期限より少し前に完成するように工夫をしておけば、不測の事態にも備えることが出来ます。周囲から「あの人は時間に正確だ」と言われるようになれば、あなたは「時間厳守」のブランドを得たことになります。