周囲から「仕事ができるヤツ」と思われるか、それとも「使えないヤツ」と思われるか。ビジネスライフにおいて、それは天国と地獄の分かれ道です。凡人から成り上がった人事コンサルタントの野崎大輔が「できるビジネスマンと思われるためのコツ」、略して「できコツ」を伝授します。
早朝のオフィスでは凡人も「できるヤツ」に見える
P.ドラッカーの考え方には、入門書でもいいので20代のうちに触れておいた方がいいと思う(野崎)
朝早く出勤している人を見ると「偉いなあ」「あの人、仕事熱心だなあ」なんて思いませんか? 新聞を読みながらコーヒーを飲んでいたり、朝食を取りながらパソコンの画面を見ているだけで、なんだか「できるビジネスマン」のように見えますよね。
凡人がこれを使わない手はありません。朝ギリギリに出社している人は、まずは始業15分前までに出社し、慣れてきたら30分と少しずつ時間を早めていきましょう。
目標は「始業1時間前」です。その理由は、30分前に出社している人はわりといるからです。凡人が目立つためには、他の人の上をいかなければなりません。
慣れないうちは大変かもしれませんが、朝早く出勤しているだけでも周囲から「やる気がある人」「できる人」のように見られます。その上、朝一番で上司から「君、新しい仕事だ!」といわれても、スタンバイした頭で引き受けることができます。