「ヘリ親」の出現は「若手シュガー社員増加」の大きな要因
砂糖漬けになっている場合には、親子がお互いに強く依存しあっているため、周りの力ではどうすることもできません。業務命令にも従わず、親がその都度クレームをつけてくるようであれば、解雇を念頭においた準備をしていくしかないと思います。
この「ヘリ親」の出現は、若い世代のシュガー社員を増加させる大きな要因になっています。
この連載のコメント欄には、シュガー社員の出現は「最近の問題ではない」という意見が多く寄せられています。確かに問題社員は昔からいましたが、やはり新しい要因によって、新しいタイプが増えているという傾向もあるのです。また、これによって、会社が新しい対応を求められる問題も存在します。この事実にはきちんと直面すべきと思います。
次回は、このような「シュガー社員」発生の背景とメカニズムについて説明します。