凡人こそ「できるヤツ」と呼ばれるコツが必要だ!

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周囲に「できるヤツ」と思わせれば好循環が始まる

    「できるヤツ」と思われれば、上司から仕事を振られやすくなります。周囲も「できるヤツ」をぞんざいに扱わないので、仕事上のコミュニケーションを取りやすくなります。他人の期待を感じることができれば、自分自身の精神衛生上もよいはずです。

    逆に「ダメなヤツ」と思われると、仕事がしにくくなり、人間関係もギクシャクします。周囲の人も「人間的にできていて、仕事もできる人材」と仕事をした方が、気分が良いでしょう。すべてのスタートは自分を「できるヤツ」と周囲に思わせること、と気づいたのです。

    それからは、毎日が「凡人を有能なビジネスマンに見せかける」実践の繰り返しでした。その結果、仕事を通じてさまざまな経験を積ませてもらった末に、曲がりなりにも自分でやりたい仕事で独立することができたわけです。

    そこでこのたび、このコツを「20の行動戦略」としてまとめてみました。いずれも今まで私自身が実践してきたものばかりで、机上の理論ではありません。高い能力は必要なく、8割は当たり前のことで常識的なモノです。あとの残り2割は少しの努力が必要ですが、たくさんのお金が必要ということもありません。

    このコツを飲み込むことができれば「自分の能力が職場で発揮できていない」と悩んでいる人も、周囲に良い印象を与え、大きな評価を受けるようになります。良い習慣となれば意識と行動が変わり、成果が変わります。あなたはローリスクでハイリターンを得ることができるのです。

※本連載は毎週金曜日に掲載予定です。

野崎大輔

「できるヤツ」と思わせる20のコツ・記事一覧
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野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
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