「社長になれそうな人」と結婚したい!(下)

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   プロポーズの言葉は男性から言われたい。そう考えている女性がいまも多いようだが、受け身の姿勢だと「結婚したいときに結婚できない」という事態が起こりうる。そんな羽目に陥らないために、「いかに男性にプロポーズさせるか」が重要だ。社内結婚必勝法第3回に登場した江崎陽子さんがその実践法を教えてくれた。

>>「社長になれそうな人」と結婚したい!(上)

>>社内結婚必勝法・記事一覧

「前の彼氏」にふられた日に「次の彼氏」に電話

   「社長になれそうな人を結婚相手に選ぶ」。そう考えていた江崎陽子さんの前に、「要領がよくて仕事ができる」男性社員、鳥谷俊介さんがあらわれた。俊介さんは同期の中でも目立つ存在で、上司から仕事をどんどんまかされていた。入社して1年がたったころから、その存在感はだんだん大きくなっていく。

   そのころ陽子さんには短大時代からつき合っていた彼氏がいたのだが、それぞれ生きる世界が変わったこともあり、関係はギクシャクしていた。かつては理想の恋人と思えた"背が高くて、顔がよくて、やさしい"彼氏も、結婚相手としては不十分だった。

   「なにか嫌なことがあると私のほうから『もう別れよっ!』と言ってみたり、『やっぱりやさしくしてくれる人がいいのかな』とまた元に戻ってみたりを何度か繰り返していたんだけど、カレのほうが疲れちゃったみたいで……最終的には、私がふられました」

   短大から社会人にかけて3年以上つき合った彼氏に、ふられた。当然、すごくつらかった。しかし、つらいだけでは終わらない。転んでも何かをつかんで立ち上がる。そんなたくましさが陽子さんにはあった。

「私、ふられたの!」

   ふられた日の夜、陽子さんは俊介さんに電話した。そのとき俊介さんはすごく見たい映画をテレビで見ている最中だったそうだが、泣きながらしゃべる陽子さんの話を「まあ、そうだなあ」と穏やかに聞いてくれた。

姉妹サイト