中国人の設定が極端すぎる?
「阿部サダヲさんのファンなので毎回見ているけど、阿部さんがいなければ、たぶん見るのをやめていると思う」
と語るのは編集系の仕事をしているマユミさんだ。
「会社の総務機能を中国へアウトソーシングするという話だけど、ハケンと違って身近に感じていないので分かりにくい。出てくる中国人もボロアパートに2人で住んでるとか、毎回同じような服を着てくるとか、設定が極端すぎて違和感を感じてしまう」
一方、経理の仕事にたずさわるレイコさんは
「観月ありさは『女版キムタク』という感じで、存在感はあるんだけれど、いつも同じような演技に見えてしまう。『ハケンの品格』主演の篠原涼子と比べると、演技力や格の違いが歴然。そのあたりが『ハケン』との評価の差につながっているんじゃないかな」
と厳しいコメントを口にした。また、食料問題などで中国のイメージが悪化する中で、「中国人が登場するドラマ」を作るのは難しいのかもしれない、ともいう。
「制作サイドとしては、北京オリンピックのあとで『中国ブーム』の風が吹いているはずと読んだのかもしれないけれど、完全に裏目に出てしまっていますね」