「社長になれそうな人」と結婚したい!(上)

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   「婚活」という言葉が広まりつつある。会社に就職するのに「就活」(=就職活動)が必要なように、結婚するためには「婚活」(=結婚活動)が不可欠な時代になったというわけだ。しかし、そんな言葉ができるずっと前から「会社は結婚相手を見つける場」と割り切り、「婚活」をしていた女性はたくさんいた。

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会社は「結婚相手を探す場所」

   江崎陽子さんは小さなころから目標をはっきり決めて、それに向かって努力するタイプだった。一度目標を決めたら、余計なことはあまりしない。一時の感情に流されたりはしないのだ。

「中学校のときから、いいなと思う人が現れても、いま私がやるべきことはなんだろうと考えていました。付き合うよりも受験勉強をしたほうが、私の人生のプラスになる。そう思えるくらいの冷静さがありましたね」

   高校のときは男女交際禁止の運動部に所属していたので、ひたすら部活に打ち込んだ。短大では彼氏を作って遊ぶと決めていた。そして、会社は「結婚相手を探す場所」だった。

「母親から『25歳までには結婚しなさい』と言われていたので、早くから結婚願望はありました。レールが敷かれているというわけではないけど、親が喜ぶことをするほうが楽なんですよね」

   だから、恋愛をするときも「結婚相手としてふさわしいかどうか」というチェックが当然入るようになる。短大時代のチェックポイントは、「顔が好み」「背が高い」「タバコを吸わない」「やさしい」といったものだった。

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