さわやかな行楽の季節となりました。家族や友人と楽しい旅行を計画している人も多いでしょう。しかし「社員旅行」となると話は別。「会社の金で行けるんだからラッキー!」という肯定派もいれば、「休みの日に行きたくもない場所に団体旅行するなんて」という否定派もいます。
Q&Aサイト「教えて!goo」には、「社員旅行が嫌です」という相談が載っていました。
「社員旅行が大の苦手で休みの日まで会社に拘束されるのは苦痛です・・・どのような理由で社員旅行を断ればよいのでしょうか?」
「煙草が苦手なのに、喫煙車両に乗せられてしまう」
質問者のbu1019さんが勤める会社では3年に1回、社員旅行があります。今回は沖縄と山口・博多の2組に分かれて行くことになり、沖縄組はゴールデンウィーク、山口・博多組は11月の3連休(勤労感謝の日)に旅行することになりました。
11月の山口・博多組に入った質問者さんですが、実は社員旅行が大の苦手。休みの日まで社長の顔を見なくてはいけないのも苦痛ですが、特に「煙草」の問題が大きい。社長や同僚がヘビースモーカーが多く、喫煙車両に乗せられると体調を崩すほどです。
ちょうどその日程には某プロ野球チームのファン感謝祭があり、できれば社員旅行をやめてそちらに行くことを希望しています。
「どのような理由で社員旅行を断ればよいのでしょうか? 今回の旅行ではふぐを食べるそうです。魚(とくに生魚)は苦手なので理由になりますか?」
この質問に対して、zorroさんが提案したのは、
「法事がありどうしても参加できない」
というベタな口実です。「魚が苦手なら肉を食べろといわれる」からですが、あまりにも見え透いている感じがするし、「誰の法事?どこでやるの?」などと突っ込まれてウソがばれるおそれもあります。
miina02さんは「結婚式が無難」と書いています。さらに、
「友人と旅行に行くことになっており、キャンセルできません」
という変化球も提案。「目には目を、旅行には旅行を」ということでしょうか?
「嫌なら辞めれば?」
しかし、そんな小細工は必要ないという強気な人もいます。
「業務以外で会社の行事に参加する義務はないです。『イヤなので行きません』とはっきり言えば良いんじゃないですか?」(FEX2053さん)
そして、もし「社員旅行に参加しない」という理由で差別を受けたら、労働基準監督署に報告するべきだ、とけしかけます。一方で、まったく逆の意見もありました。
「嫌なら辞めれば? そういう親睦を深めることが、社是なんでしょうから」(bouhan_kunさん)
社員旅行が嫌だというだけで会社を辞めなくてはいけないというのは、ちょっとかわいそうな気もします。とはいえ、参加をあからさまに断れば、
「社長の『あんなやつはいつか辞めさせてやる』リストに載ったり、鵜の目鷹の目で『失敗を粗探しされて』昇給昇格を阻害されたり」(narara2008さん)
といった多大なデメリットを被ることになるそうです。お~こわい、こわい……。
zumichannさんも「三年に一回なら行っておいた方がいい」とアドバイスしていますが、その理由は、
「『ちょっといやなことでもこなせる』精神力というのは、社会人として持っておくべきだと思うからです」
こちらは、なんとなく説得力がありそうですね。みなさんは社員旅行に絶対行くべきだと思いますか? もし行きたくないときはどんな理由を考えますか?
※J-CAST会社ウォッチでは、livedoor Blogの「ピックアップテーマ」に、社員旅行に関するお題を出しています。
>>「社員旅行」いきたいですか?