ハンバーガーの形をした「おいしそうな名刺」(日本マクドナルド)

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

    ハンバーガーやフライドポテトの形をした名刺――。思わず頬がゆるんでしまう! 日本マクドナルドの山本美和さんに、楽しい名刺の由来をお聞きした。

商品をかたどって“Fun”(楽しさ)を伝える

――はじめまして。あ、これはビッグマックですね!
「他にも、マックシェイクやマックポテト、マックグリドルやコーヒーもありますよ」

日本マクドナルドのスタッフに配付されている「フードヒーロー」名刺
日本マクドナルドのスタッフに配付されている「フードヒーロー」名刺

――色がとっても鮮やかで、商品の形に切り抜いているのでリアルですね。
「マクドナルドの代表的な商品がモチーフになっています」

――どうして、このような名刺を作ろうと思ったのですか。
「2004年に、全社的なビジュアル・アイデンティティの見直しを行ったのがきっかけです。マクドナルドらしい“Fun”(楽しさ)のあるデザインがいいよね、ということでマクドナルドの最大のアイコンである商品がデザインに採用されました」

――名刺をもらった方たちは、盛り上がるでしょう。
「その場でお互いに見比べたりなさっていますね。初対面の方に渡すわけですから、緊張した場を和ませコミュニケーションのきっかけを作るには、よいツールだと思います。多くの方が、マクドナルドのお客様として何かしらのエピソードをお持ちいただいています。お渡しした名刺をきっかけに、その方がお持ちの“マクドナルドにまつわる想い出話”を聞かせていただいていますね」

――この人には何を渡そう、なんて考えたりしますか。
「お会いした方の印象やその時のシチュエーションで、イメージにあったデザインをお渡しするようにしています。女性の方にはマックシェイク、男性の方にはビッグマック、朝一番の名刺交換の時はマックグリドルをお渡しするなど、私自身も名刺交換を楽しんでいます」

商品もコミュニケーションも時代に合わせて「変化」

コーポレートリレーション本部コミュニケーション部の山本美和さん
コーポレートリレーション本部コミュニケーション部の山本美和さん

――コーヒーが美味しくなったのが話題になりましたし、いろいろ便利になっていますね。
「ありがとうございます。プレミアムローストコーヒーは味もパッケージも新しくなって、多くのお客様にご愛飲いただいています。また“かざすクーポン”や商品パッケージのQRコードなど、携帯電話を使ったサービスにも力を入れています」

――ホームページも最近大きく変わりました。
「今回のコンセプトは“お客様の目的に合わせて変化するホームページ”です。LPO(Landing Page Optimization)という技術を導入することで、アクセスいただいた時間帯に合わせて表示されるコンテンツが変わったり、外部検索エンジンからアクセスしたいページにすぐたどり着く一発検索ができるようになるなど、見やすく楽しいリニューアルになりました」

――例えば「シナモンメルツ」で検索すると・・・、なるほど、トップページではなくて、ズバリのページがヒットするわけですね。
「もう一つの目玉は、“スマイルファクトリー”というコンテンツです。顔写真を送信すると、マクドナルドの商品キャラクターと合体したオマケ画像が送られてきます。送信された写真のスマイル度によって、合体するキャラクターが変わります。全部で32種類あるので、いろいろな写真を送って、ぜひご家族皆さんで楽しんでくださいね」

日本マクドナルド株式会社
1971年に銀座に第一号店を開店してから、今年で38年。世界100カ国以上、約3万店舗を誇る世界最大のファーストフードレストラン「マクドナルド」のグループ企業として、国内3,700以上の店舗を展開している。

採点:御社の名刺を見せてください
ハンバーガーの教訓―消費者の欲求を考える意味 (角川oneテーマ21 C 142)ハンバーガーの教訓―消費者の欲求を考える意味 (角川oneテーマ21 C 142)
原田 泳幸

角川書店 2008-01
売り上げランキング : 127086
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
姉妹サイト