どんな暗闇の中にあっても希望を持って歩き続ける 藍井エイル
7月30日、ソニーのテイラーメイドイヤホンJust earから藍井エイルとのコラボレーションモデル「XJE-MH/Eir」が発表される。
2011年のメジャーデビュー以来、アニメソングシーンのフロントランナーとして活躍している藍井だが、自身がそのバイオグラフィーを振り返るに、道のりは決して平坦なものではなかったという。
今回「わたしのオト」ではそんな藍井を直撃。これまでのキャリアや影響を受けた楽曲・アーティストを振り返るとともに、音楽活動を続ける意味や音楽活動を通じて目指すもの、そしてその歴史や思いの末に生まれた藍井エイルサウンドを存分に堪能できるJust earの魅力を語ってもらった。
----5月はファンクラブ会員限定ツアーを回っていたんですよね?
新型コロナ禍ということもあって、有観客ライブをすいぶんやっていなかったので、すごく新鮮だったし、歌っている私自身、元気やパワーをもらえた気がします。私にとってライブやファンの方の声援って本当に必要なものなんだな、と再認識できました。
----新型コロナ禍以降、有観客のフェスやイベントで数曲歌うことはあっても、2時間くらいの時間をかけて10数曲〜20曲歌う機会は......。
ソロ名義ではもう1年半くらい有観客でライブをやっていませんでした。無観客の配信ライブはやっていたんですけど、それはそれでやっぱり勝手が違いましたし。私とお客さんの間にカメラというフィルターが1枚挟まることになるから、正直やり難さや歌の伝え難さはありました。
----配信ライブと有観客のライブの一番の違いは、やっぱり本来そこにあるはずの人の眼がカメラに置き換わっていること?
しかも私がやっていた配信ライブってテレビの音楽番組とも違っていましたから。テレビ番組の場合、今、どのカメラが私を撮っているかわかるじゃないですか。
----テレビカメラにはそれぞれ赤いタリーライトというものがレンズの上に乗っていて、それが光ると、今、そのカメラが被写体を撮っていることがわかる仕組みになってますもんね。
でも配信ライブの場合、何台ものカメラが入っていることはテレビ番組と一緒なんですけど、今どれが私を撮っているのかがわからなくて。リハーサルのときにスタッフさんに「どこを見て歌えばいいですか?」って聞いたら「いろんなところから撮っているから特に意識しないでください」と言われ......(笑)。配信ライブの作り方を探るのはこれからの課題のひとつかもしれないですね。
----一方、プライベート......。いわゆる"おうち時間"ってどう過ごしています?
生活スタイルは新型コロナ禍以前からあんまり変わってないですね。基本的にゲームをしたり、YouTubeの動画やドラマやアニメや映画を観たり。おうち時間が始まったばかりのころ、一応エアロバイクを買ってはみたんですけど、今や立派なリビングのインテリアと化していますし(笑)。
----でもデビュー当時からボディメイキングにはかなり神経を尖(とが)らせていた印象があります。
確かに以前からジムでパーソナルトレーナーをつけてトレーニングをしたりはしていたし、でもこの2年はこれまでみたいなペースでは通えなくなっちゃったしということで、家でもトレーニングできるようにと思ってエアロバイクを買ったはずなんですけどね。
----ところがトレーナーの監視の目がないと......。
がんばれないみたいです(笑)。だから今はトレーニングについては、以前ほどではないものの、それでもジムにはちゃんと通っているっていう感じです。
----今、お話をうかがっていて、新型コロナ禍にあっても意外とマイペースなことに驚きました。
そうですか?
----藍井さんは2016年に体調不良で長期休養に入って、18年に復帰。で、その年には東京・日本武道館でワンマンライブを行って、翌19年には「平成アニソン大賞」のアーティストソング賞に輝いている。
はい。
----かなり華々しいリスタートを切った途端に「世界的に感染症が蔓延しているのでライブはやらないでください」「というか、飛沫が飛ぶおそれがあるから、なるべく声を発さないでください=歌わないでください」と言われたわけですよね?
でも、新型コロナにショックはあまり受けていなくて。確かに「どうなっちゃうんだろう?」「ライブの形も変えざるを得ないよな」という心配もあるんですけど、去年からずっと「来年の今ごろにはきっと大丈夫になっているはず」「半年後には大丈夫」「いずれはなんとかなる」という希望だけは捨てずに持っていられていますから。もちろん毎回毎回その希望が先送りされてしまっているもどかしさは感じているものの、「今後どうなっていこうとも、いつかはまたみなさんと音楽を楽しめたらいいな」という気持ちだけは失ってないつもりです。
最新シングル「アトック」(TVアニメ『BLUE REFLECTION RAY/澪』第2クールオープニング主題歌)2021.7.10先行配信/8.4 CD発売
----実際、この夏以降、音楽を楽しむために攻勢を仕掛けていますよね。6月にはオーケストラとのコラボレーションライブを開催しているし、8月からは全国15カ所を回るホールツアーが待っている。さらに6月にはシングル「鼓動」を、8月には「アトック」を発表します。
音楽活動を始めたときから「どんな暗闇の中にあっても希望を持って歩き続けていく」ということをテーマにしているし、そうすればうまくいくことも身を持って知っているから、新型コロナに直面しても、あまり心境の変化がなく活動できるのかもしれないですね。それに去年に比べたら新型コロナとの付き合い方がわかってきた感じがしますし。だから今年は去年と違ってかなりアクティブに活動しようと思っています。
誰かのためになにかをすると自分自身楽しくなれる
----その厳しい状況にあってなお、藍井さんを音楽に向かわせる原動力ってなんなんでしょう?
なんなんでしょう?(笑)
----というのも、かつて別のインタビューで「私は自分のためにはがんばれない」「それが証拠に美容や健康のためだけならジム通いなんてまず続かない」「でもファンに最高のパフォーマンスを届けるためならがんばれる」とおっしゃっていた。だから表現欲求や自己顕示欲のためだけに音楽をやっているんじゃないんだろうな、という気がするんです。
小さい頃から父親に「人のためになることをしなさい」ってよく言われていて、その言葉が今も心に残ってるから、今もそういう人でありたいと思っているし、実際、小さな力かもしれないけど、誰かのためになにかをすると自分自身楽しくなれますから。
----そして「誰かのためになる」仕事として音楽家を選んだ?
そうですね。それか看護師さんになろうと思っていました。ただ、「誰かのため」という思いって、ちょっと間違えると「みんなの前ではいい子でいなきゃいけないんだ」という強迫観念みたいなものにすり替わっちゃうんです。しかも、そんな"いい子"となんかまわりの人は付き合っても楽しくないだろうし、そもそも"いい子"で居続けていたら自分自身も壊れちゃうんですよ。
----実際、その"いい子"像に苦しめられた?
4〜5年くらい前までは"いい子"になりすぎていて、自分がイヤな気持ちになっていることや不快に思っているということ自体に気づけていなかった気がします。
---- "4〜5年前の藍井エイル"はすでに武道館アーティストだったし、『Mステ』(テレビ朝日系『MUSIC STATION』)にも出ていた。言うなればスターです。でも、いわゆるスター然とした振る舞いはできなかった?
スターっぽいワガママを言わないどころか、普通の人なら「やめてください」って言いそうなことに直面しても、それがイヤだと事実にすら気付いていなかったかもしれない(笑)。当時、プロダクションの社長から「いい子ぶるなよ」ってよく注意されていたんですけど、全然心当たりがなかったですし。当時の私が「いい子でいなきゃ」と思うあまり、自分の不快感にフタをしていたことがわかった今となっては「ああ、社長には見透かされていたんだなあ」って感じなんですけどね(笑)。
----「私、いい子になりすぎてないか?」と気づいたきっかけは?
あるとき「みんな、私がいろいろやっているのをちゃんと見てるか?」「あんまり評価されてなくないか?」って気づいちゃったので(笑)。
----周囲の方はもちろん藍井さんのことを高く評価なさっていたでしょうけど、それでも藍井さんご自身ほどには藍井さんに関心を寄せはしないですからね(笑)。
そうなんですよね(笑)。しかも「あれっ? 私、今あんまり楽しくないぞ」ってなっちゃって。それをきっかけに社長の言葉の意味......「あっ、今の私は"藍井エイル"として誰かのためにがんばろうとしているんじゃなくて、"いい子"として活動している」ということがわかったんだと思います。
----自分が自分らしく振る舞っていなかったのなら確かに楽しくなさそうだ(笑)。
それに気づけたおかげで、今はちょっとワガママになれました(笑)。ただ、それと前後して体調を崩して休養に入っちゃったから、ワガママな藍井エイルとしてアーティスト友だちに会ったのは復帰以降なんですけど、そのときには「なんか人間らしくなって帰ってきたっ!」って驚かれました(笑)。
----そうやって、自身のアイデンティティみたいなものを賭けてまで音楽に生きようと思ったきっかけは?
両親ともに歌うのが好きな上に、親戚が多かったんです。で、親戚の集まりがあるとカラオケに行くのが恒例行事になっていて。そのとき人前で歌うことがすごい気持ちいいことに気付いたんです。当時は2歳だったからもちろん誰かのためじゃなくて自分のために歌っていたんですけど、そのあと、先ほどお話しした父親の言葉に出合って「誰かの役に立てる人は素敵だよ」と教えられたので、それなら大好きな歌うことを通じて誰かの力になれたらいいな、と思うようになった感じですね。
----そして学生時代にバンドを組んだり、配信サービスを使って自分の楽曲や歌声を配信するようになり、その活動が地元・北海道の作曲家で、今も藍井さんのメインソングライターである安田史生さんの目に留まった。
そうですね。
----当時ってどういう音楽を聴いていました? さっきも触れた過去のインタビューでは門倉有希さんやテレサ・テンさんといった歌謡曲もルーツのひとつだ、とおっしゃっていましたけど。
母の影響で聴いていたし、それこそ親戚とのカラオケ大会で歌っていましたし、本当に今の音楽活動のルーツでもあるんです。基本的にロックをベースにしたサウンドなんだけどメロディはどこか歌謡曲っぽい"藍井エイルサウンド"は、確実におふたりをはじめとした当時の歌手の方の楽曲に影響されていますから。
----一方、ボーカリスト・藍井エイルに影響を与えた人は?
Do As Infinityの伴都美子さんですね。伴さんの歌声を初めて聴いた学生の頃、本当に感動してしまって。すごく中性的な歌声に衝撃を受けて、それからずっと憧れています。
----で、2011年にメジャーデビューを果たすことになるわけですけど、本当に大々的にお披露目されていましたよね。まずデビュー前に音楽誌『リスアニ!』にEir名義の特集記事が掲載されて、試聴用CDが雑誌にパッケージされていた。そしてデビューシングル「MEMORIA」の表題曲は『Fate/Zero』というビッグタイトルアニメのエンディングテーマに採用された。
ただ当時はその「MEMORIA」を歌っている藍井エイルが自分だという感覚があまりなくて。アニメを観ればもちろん私の曲が放送されているし、CDショップに行けば「MEMORIA」のシングル盤が並んでいたんですけど、デビュー当時、私は顔を出さずに活動していたので。
----顔出ししないとデビューの実感は湧かないもの?
ライブができないじゃないですか。そうなると応援してくれるみなさんと実際に触れあう機会がないから、あまり現実感がなかったんです。
----でも当時顔出ししなかったのは藍井さん主導のアイデアだったんですよね?
「MEMORIA」自体クールな曲だし、『Fate/Zero』はミステリアスでカッコいいアニメでしたから。ところがそのテーマソングを歌っている私自身はどうしようもないくらい抜けててドジなんです。初めての武道館ライブのときにターンを決めようと思った瞬間コケてしまったり......。
----あっ、ぼく、同じく武道館での音楽フェス『リスアニ!LIVE』で、ステージにカッコよく飛び出してきたかと思った瞬間、コケた藍井さんを見たことあります(笑)。
そうやって絶対になにかやらかすんですよ(笑)。デビュー当時はそういうクールでミステリアスじゃない私は表に出ないほうがいいな、と思っていたから顔を隠していたんです。でも顔を隠していても、ファンクラブ向けのコンテンツなんかでの発言のせいなのか、なんか当時のファンのみなさんにはすでに正体がバレちゃってたんですよねえ......。
----だったら顔を出すか、と(笑)。
あとはやっぱりライブをやりたかったので。
休養してまわりをゆっくり眺められた
----かなり話がジャンプしちゃうんですけど、2018年の活動再開以来、歌詞・サウンドともにより野心的な作風になりましたよね。
休養前は本当にバタバタと忙しくさせてもらっていたので、どこか曲作りも効率優先になっていたというか。当然そのときどきの私の思いを言葉や音に乗せてはいたんですけど、自分の可能性やチャレンジしてみたいことに目を向ける時間は作れなかったんです。でも長期休養という形ではあったものの、2016年からの2年間は自分やまわりの様子をゆっくり眺めることができて。そういう余裕があったから復帰第1弾のシングル「流星 / 約束」や、次の年にリリースしたアルバム「FRAGMENT」みたいなサウンドができあがったんだと思います。
----「FRAGMENT」には「グローアップ」のような、ねちっこいファンクや、横ノリのクールで大人なロックナンバー「螺旋世界」みたいな曲が収録されているし、あとその復帰第1弾の「約束」の歌詞が衝撃的で。
そうですか?
----まさに"いい子"をやめた藍井さん、そして活動休止していた藍井さんの心情を切り取っているんだろうけど〈どうして私の事 誰も責めないの?〉というフレーズには本当にビックリしました。
「ファンのみなさんやスタッフに迷惑かけてるよなあ」という、あのころの気持ちをウソ偽りなく書いただけではいるんですけど、確かに冒険だった気はします。それまでって「歌詞でこんなことを書いちゃダメだろうな」「こういう言葉はNGだろうな」という予想のもと、思っていることをそのまま言葉にするのではなく、ちょっと本音をはぐらかすような歌詞の書き方をしていたんですけど......。
----さすが、"いい子"(笑)。
ホントに(笑)。でも最近は「ダメだろうな」と思いながらも1回は頭に浮かんだままに歌詞を書いてみて、プロデューサーやディレクターに提出するようにしています。そうしたらあっさりOKをもらえるので、最近は「あれっ!? いいんだ?」っていうことが本当に多いんです(笑)。
----だから活動再開後の藍井さんって、それまで以上に楽しそうなんですよね。
実際、楽しいですから(笑)。
Just earでフルオーケストラの前にワープ!
----あとサウンドメイキングにおいては活動再開前後で変化ってありました?
それはあんまりないかなあ。昔からハイ(高音部)がキツいサウンドを聴いていると耳が疲れちゃって、どこでどんな音が鳴っているのか正確に把握できなくなるので、レコーディングのときもライブのときもあまり派手にハイを立たせないようにセッティングしています。それは自分の声についても一緒でキンキンした声で歌っていると自分の耳が疲れちゃうので、ハイを響かせつつも、声の中にロー(低音部)やミディアム(中音部)の成分を滲ませるようにしていますね。
----その藍井さん好みの音像って、このたび発売されるJust earイヤホンにも反映されています?
はい、高音をちょっと抑えたチューニングにしてもらいました。ただ、今はいろんな再生機器があるし、たいていのプレイヤーにEQ(イコライザー)が内蔵されているから、ハイとローを強調したドンシャリな音像が好きな方はプレイヤーをそういうセッティングにしたら高音と低音が派手になるようにはなっています。それは私の楽曲もそうで。基本的には私が楽しくカッコよく聴けるように楽器を録っているし、ミックスダウンやトラックダウン、マスタリングのときにもエンジニアさんにそうしてもらっているんですけど、リスナーさんの好みのセッティングでもちゃんとカッコよく聴けるようなサウンドを目指しています。
----実際Just earの使用感っていかがですか?
これは本当に個人的な話なんですけど、私、耳の穴が小さすぎるのか、どんなイヤホンを買って、どんなイヤピースを使ってもきまって耳から落ちちゃっていたんです。でもJust earなら耳型を採った上でイヤピース部分のパーツを作ってくれるので、まずは「おー、耳からイヤホンが落ちない」って感動しました。
----あはははは(笑)。音鳴りはいかがですか?
私は最近、プロゲーミングチームの魚群さんに参加させてもらったり、ゲームが本当に好きなので、ゲームに例えさせてもらうならVRに近い感じがします。ゴーグルをかけてイヤホンをしてVRゲームをプレイすると、本当にゲームの世界に没入できるというか、自分がどこにいるかわからなくなりますよね?
----自宅の書斎でゲームをしているつもりなのに、眼前にあまりにリアルにゲーム世界が描き出されますからね。
Just earにはすごくそれに近い印象を受けました。今、目の前で演奏されているような錯覚が起こるというか。藍井エイルモデルのJust earを受け取って最初に聴いたのはフルオーケストラを使ったあるゲームのサントラだったんですけど、それを聴きながらマネジャーに「わっ、今、私ワープした! ワープ!」って言ってましたから(笑)。
----ゲームの世界ないしはコンサートホールにワープした、と(笑)。
マネジャーはイヤホンをしてないから、全然感動していない。「そうなんだあ」って感じでしたけど、本当にワープしたんですよ(笑)。あと私、Cö shu Nieが好きなんですけど、ボーカルは本当に耳元で歌っているみたいだし、楽器もそれぞれスタジオのどこにセッティングしているのかがわかるくらいの臨場感が味わえました。
----3ピースというミニマムなポストロックバンドであるCö shu Nieからフルオーケスラマで、ジャンルを問わず藍井さん好みの音を鳴らしてくれている?
本当にいろんなジャンルの音楽に似合うイヤホンができたな、と思っています。ユーザーの方にはJust earだからこそ聴きたいアーティストや楽曲を見つけてもらいたいですよね。絶対にみなさんの音楽ライブラリの中にもピッタリの1曲があるはずですから。
【プロフィール】
藍井エイル(あおい・えいる)
北海道札幌市出身。動画サイトにピコの「Story」のカバー曲を投稿したことがきっかけで、作曲家の安田史生と知り合い、2011年4月『リスアニ!』Vol.5の付録CDに安田に提供された楽曲「frozen eyez」がEir(エイル)名義で収録される。同年10月テレビアニメ『Fate/Zero』のエンディングテーマ「MEMORIA」でメジャーデビュー。16年から2年間の活動休止期間を挟み18年2月に活動再開を発表。6月に14枚目のシングル「流星/約束」をリリースし、8月復帰後初のワンマンライブ(日本武道館)で行う。19年、「MEMORIA」が成アニソン大賞アーティストソング賞(2010年 - 2019年)に選出される。21年4月にはプロゲーミングチーム「魚群」にストリーマーとして加入。6月にTVアニメ「バック・アロウ」2ndクールOPテーマ「鼓動」をリリース、8月にはTVアニメ「BLUE REFLECTION RAY/澪」2ndクールOPテーマ「アトック」をリリース予定。また8月から9月にかけて全国を15公演まわる「藍井エイル LIVE TOUR 2021 〜ATOK〜」を開催予定。
取材・文 成松 哲
撮影 葛西亜理沙