音楽や映画の楽しみ方が大きく広がるOTOTEN開催！ ソニーの新型スタジオモニタヘッドホンやJust earの試聴も！
「国内最大級のオーディオとホームシアターの祭典 OTOTEN 2019」が東京国際フォーラムにて、6月29日（土）、30日（日）にわたって開催される。
このイベントには、国内外からイヤホンやヘッドホン、ハイレゾ、ホームオーディオ、ホームシアター、カーステレオなどに係わる76社が出展。オーディオ初心者から、音楽や映画愛好家までが試聴を楽しんだり、学んだりできる催しで、音楽業界で活躍するプロフェッショナルや評論家によるセミナー、イベントも目白押しだ。
東京国際フォーラムでの開催は今年で3回目。年々内容が充実してきている。
「オーディオスタートコーナー」では、これからオーディオの初心者に向けて、昨今流行しているレコードプレーヤーやハイレゾ音源、各社の入門しやすいオーディオ機器などを試すことができる。音楽専門学校生による、コンシェルジュサービスも用意されており、会場案内だけでなく、オーディオ機器について気軽に相談できるという。
ホームシアター関連では「映画を聴こうプロジェクト」の展示コーナーがあり、7.1chシアター、5.1chシアター、サウンドバーなど、自宅で映画の音響を存分に楽しむことができるオーディオ機器の体験が可能。また、カルチャーに造詣が深いカリスマモデル、菅野結以さんを迎え、おすすめの映画や映画から受けた影響について語るスペシャルトークショーなどのイベントも多数用意されている。
「カーオーディオ体験コーナー」では、各社のデモカーによる最新音響システムが体験できる。※画像は昨年のもの
次代の音楽や映像制作を担う学生に向けた講座をはじめ、多くのセミナーが開催される。※画像は昨年のもの
新型スタジオモニタヘッドホン「MDR-M1ST」や「Just ear」の講演＆試聴も！
OTOTENでは、各社からの新製品を試すことができるが、注目はこの日が初お披露目となる、ソニーのスタジオモニタヘッドホン
「MDR-M1ST」。
1989年の発売以来、30年にわたって多くのレコーディングスタジオで使われてきた「MDR-CD900ST」の後継機ともいえる機種で、8月23日の発売に先駆けてOTOTENで試聴ができる。「MDR-M1ST」は高音質なハイレゾ時代に対応できるスタジオモニタヘッドホンとして、約4年半もの歳月をかけて開発。演奏空間を忠実に再現する音質と、プロユースに耐えうる機能性と耐久性があるという。
さらに、ソニーのブースでは、アニソン界きってのボーカリストであるLiSAさんの好きな音質でチューニングが行われた、テイラーメイドイヤホン
Just ear
のコラボレーションモデル「XJE-MH/L1SA」も試聴できる。LiSAモデルの販売は8月31日までと期間限定となっており、購入を考えている方も、LiSAさんのファンの方も、OTOTENはこのモデルを体験できるチャンスだ。ソニーのブースでは、Just ear開発責任者の松尾伴大氏をはじめ、「MDR-M1ST」の開発担当者らによるトークショーも開催されるので、興味がある方はぜひOTOTENに足を運んでみて欲しい。
オーディオ機器は、自分の目と耳で確かめてから購入したいもの。OTOTENはメーカーからの出展が多く、試聴や体験だけでなく、現場で質問することで疑問が解消できる。OTOTENは普通のお店ではなかなか試せない、憧れのオーディオ機器が一堂に会する貴重なイベントといえるだろう。
標準プラグのみの「MDR-CD900ST」と違い、「MDR-Ｍ1ST」はケーブルが着脱式なのでミニプラグケーブルに交換すれば、スマートフォンやデジタルオーディオプレーヤで気軽に使える。パッド部分を折りたためるスイーベル機構を採用しているのもうれしい。
【OTOTEN 2019公式ページ】
https://www.jas-audio.or.jp/audiofair/
【日時】
2019年6月29日（土）10時～19時、30日（日）10時～16時
【会場】
東京国際フォーラム ガラス棟全室 D棟4・5階（ホール・会議室）
【入場料】
無料
【主催】
一般社団法人 日本オーディオ協会
