アニソン界のトップランナーであり、J-POP界きってのライブパフォーマーLiSA。今日も「目の前の君」に歌う
"愛され力"の強さ
――少し話がそれますが、LiSAさんは "先輩"方からの愛され力が強いですよね?
あはははは(笑)。
――UNISON SQUARE GARDENの田淵智也さんにはデビュー当時から曲を書いてもらっているし、東京スカパラダイスオーケストラのトリビュートアルバム『楽園十三景』にも参加している。
ありがたいことにかわいがってもらってます(笑)。でもあえて後輩らしくしているわけでもなくて。日本の音楽シーンを切り開いてきた先人は当然素晴らしい存在だから、良い意味でなにも考えずに尊敬しています。その素晴らしさは活動を続ければ続けるほど強く感じられる。私に限らず、どんなアーティストにもキャリアを積めば、ぶつかる壁があると思うんですけど、私は壁に直面するたびに「先輩方はこれを乗り越えたのか!」「すごいなー!」って感じますから。
――LiSAさん自身、今やアニソンシーンのトップランナーであり、J-POP界名うてのボーカリストでもある。4月29日と30日には横浜アリーナでの2デイズライブが待っています。
「364+JOKER」というタイトルでやらせていただきます。
――どんなライブになりそうですか?
......どこまで話そうかな?(笑) まずトランプのすべてのカードの数字を足すと364になるんですね。で、その364にジョーカーを足すと1年の日数と同じ365になるんです。......ヒントは以上っ!(笑)
――なにが起こるのかは、横アリに来て確かめろ、と(笑)。
はい(笑)。前回横浜アリーナで2デイズライブをやったとき(2016年11月26日、27日)は「the Sun」と「the Moon」という、日にちごとに異なるコンセプトを決めていたんですけど、ある意味今回も同じ。新作アルバムを引っさげてのライブではないので、新曲をお届けするというよりも、「364+JOKER」の名のもとに音楽をお届けできたらいいな、と思ってます。