プロ野球の中心軸として回ってきたのが、1988年生まれの世代だ。
坂本勇人、田中将大(巨人)、柳田悠岐(ソフトバンク)、秋山翔吾(広島)、宮崎敏郎(DeNA)、大野雄大(中日)、メジャーでプレーしている前田健太(タイガース)など球界を代表するタレントがズラリ。彼らは第一線で長年活躍してきたが、そのパフォーマンスに陰りが見え始めている。
坂本、宮崎は0本塁打、田中は次が正念場
坂本は打率.129、0本塁打と打撃の状態が上がらずに2025年4月15日に登録を抹消さられた。
昨年未勝利に終わり、楽天に自由契約を申し入れて巨人に移籍した田中は3日の中日戦(バンテリンドーム)で5回3安打1失点と粘り、586日ぶりの勝利投手となった。
だが、17日のDeNA戦(東京ドーム)は2回7安打6失点KO。次回登板予定となっている5月1日の広島戦(東京ドーム)が正念場のマウンドになる。
2度の首位打者に輝いた実績を持つ宮崎も打率.229、0本塁打と試行錯誤を繰り返している。
年齢を重ねると、ケガのリスクが上がる。
柳田は4月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)で自打球が右ひざ近くを直撃。「右脛骨骨挫傷」で復帰のめどが立っていない。
秋山も3月30日の阪神戦(マツダ)で走塁中に足を痛めて戦線離脱。「右足関節外側靱帯損傷」で現在はリハビリからの実戦復帰を目指している。