プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(66)が、2025年4月29日にユーチューブを更新し、中日・金丸夢斗投手(22)のプロ初登板の内容を独自予想した。
「金丸は投げる球の質が違う」
関西大学出身の金丸は、最速154キロ左腕として注目され、24年ドラフト会議で中日から1位指名され入団した。春季キャンプは、腰痛の影響もあり2軍で過ごした。
その後も2軍での調整が続き、ウエスタン・リーグで4試合に登板(2度先発)して1勝0敗、防御率1.29を記録。29日に初めて1軍に合流した。
スポーツ紙の報道によると、5月5日から本拠地バンテリンドームで行われるDeNA3連戦のいずれかの試合で、プロ初先発が予定されているという。
最速154キロのストレートに加え、多彩な変化球を持つ金丸。多くの野球解説者が投球を高く評価しており、高木氏もその中のひとりで、次のように評価した。
「金丸は投げる球の質が違う。やっぱりいい。本当に(球の縫い目に)指がかかっているようなボールを投げる。例えば同じ150キロでも、質のいい150キロ。打てないというか、弾かれるというか。そんな速球だと思う。そんな球を持っている」