プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(66)が2025年4月23日にユーチューブを更新し、今シーズン本塁打を量産する阪神・佐藤輝明内野手(26)の打撃を分析した。
「昨年までの佐藤だったら引っ張った」
佐藤は23日時点で19試合に出場し、打率.274、7本塁打、18打点を記録。本塁打は、巨人・岡本和真内野手(28)に並び、リーグトップだ。
過去の本塁打数をみてみると、21年と23年シーズンの24本が最多で、昨シーズンは120試合に出場し、本塁打は16本だった。
今シーズンは、19試合で7本塁打のハイペースで本塁打を量産。昨シーズンまでのバッティングと何が異なるのか。
高木氏は「最初のきっかけは、DeNA戦(4月3日・京セラドーム)の8回に左中間にホームランを打ったこと」とし、佐藤の変化について自身の見解を示した。
「昨年までの佐藤だったら引っ張ったと思う。でも、こういう場面では(相手投手の球が)外しか来ない。外の球を引き付けて反対方向に打った。ここで思考が少し変わってきた感じがする。ひとつのきっかけ、ひとつの打ち方の感触を、あの1本が佐藤にもたらした」
そして、こう続けた。