駅改札が「顔パス」になる日は近いか JR東は実証実験、Osaka Metroは実用化...マスク姿でも大丈夫?

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   JR東日本が上越新幹線で「新方式改札」の実証実験開始へ!

   2025年4月8日、JR東日本がこのような内容のプレスリリースを配信した。それによると、2025年中に、上越新幹線の新潟駅と長岡駅で新方式改札の実証実験を行うというのだ。

   この「新方式改札」とは、「顔認証式改札機」を指している。

   JR東日本が言及している「ウォークスルー改札」には、今後、さまざまな方式が検証される予定だ。その中でも、競馬で言えば二重丸の「本命」に位置しているのが顔認証式である。

   また、JRグループ以外の鉄道ではすでに顔認証式改札が実用化され始めている。

  • 駅改札が「顔パス」になる日は近い?!(写真はイメージ)
    駅改札が「顔パス」になる日は近い?!(写真はイメージ)
  • JR東日本が「顔認証改札機」の実証実験で設置する改札機イメージ(プレスリリースより)
    JR東日本が「顔認証改札機」の実証実験で設置する改札機イメージ(プレスリリースより)
駅改札が「顔パス」になる日は近い?!(写真はイメージ)
  • 駅改札が「顔パス」になる日は近い?!(写真はイメージ)
  • JR東日本が「顔認証改札機」の実証実験で設置する改札機イメージ(プレスリリースより)

「顔認証方式」はウォークスルー改札の第一候補

   24年12月、JR東日本は「今までの当たり前を超える」と銘打った新Suicaに関する中長期計画を発表した。

   現行のSuicaは、「タッチ&ゴー」と呼ばれる形態を採用している。カードを取り出し、それを自動改札機の認識パッドにかざして通過する仕組みだ。それに対してウォークスルーとは、文字通り「ただ歩くだけで通過する」流れである。

   ただし、ウォークスルー形態にもさまざまな方式がある。いや、「ある」というよりも「想定される」と書くべきか。

   なぜなら、たとえば利用者のスマホにBluetoothのような短距離通信で接続する方式や、位置情報と連携する方式などが想定できるはずだからだ。だが、それらを抑えて「実用化第一候補」に挙がっているのが顔認証式だ。

   利用者はあらかじめアプリを使って自分のセルフィー写真を撮影・登録する。それが済むと、以後はカードを取り出さずとも自分の顔をカギとにして改札を通過できる。

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