作業服・作業用品販売大手「ワークマン」(群馬県伊勢崎市)が、顔をすっぽり覆う大胆なデザインの日焼け対策用パーカーを販売しているとしてXで注目が集まっている。同社に開発経緯を取材した。
日差しだけでなく虫対策にも?
話題の商品は、1着でパーカーにサンバイザー、フェイスガードを兼ねる「クールUVサンシェードパーカーEX」だ。ツバ付きフードをかぶってファスナーを上げると、まるでフェンシングの防具を付けたように首や顔まで完全に覆うことが出来る。目の周辺はメッシュ素材で視界が確保されている。
店のインスタグラムによると、紫外線カット率94.0%のUVカット(UPF50+)に加え、接触冷感、吸水速乾の機能がある。価格は税込み2300円でアイボリー、ピンク、グレー、黒の4色展開。展開するブランドは絞られており、ワークマン女子、ワークマンcolors限定商品だという。
Xでは2025年4月中旬にレビューが拡散され、「すごく不審者感あるけど、すごく良さそうでもある...」「着るのに勇気が必要だな」などとデザインに驚く声が出たほか、「これは欲しい!!」「毎年各メーカーも日焼け防止グッズやアパレル品は肌の露出が少なくなって尚且つ快適化してるけどこれは完全防備により近い!」「虫からも守られてとてもよさそう」といった好評が相次いでいる。
また、農作業や釣り、すっぴん時の散歩にも活用できそうだとして多様な利用シーンが想像されている。売り切れ情報も散見される大人気ぶりだが、実際はどうなのか。
17日にJ-CASTニュースの取材に応じたワークマン広報部によると、商品は3月末に発売。実際の売れ行きも「好調」で、既に約8000点が売れたという。