約100億円の損失も...「膨らんだモバイルバッテリー」どこに捨てる? 「ごみ清掃芸人」が問題提起

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   「ごみ清掃芸人」としても活動するお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さんが205年4月15日、「膨らんだモバイルバッテリー」の回収をめぐる自身の取り組みをまとめ、Xで問題提起した。

  • モバイルバッテリーの扱いには注意が必要だ(写真はイメージ)
    モバイルバッテリーの扱いには注意が必要だ(写真はイメージ)
  • 「プラ資源」に電池が混入している。マシンガンズ滝沢秀一さんのポストから
    「プラ資源」に電池が混入している。マシンガンズ滝沢秀一さんのポストから
モバイルバッテリーの扱いには注意が必要だ(写真はイメージ)
  • モバイルバッテリーの扱いには注意が必要だ(写真はイメージ)
  • 「プラ資源」に電池が混入している。マシンガンズ滝沢秀一さんのポストから

「清掃車火災だけではなく、自治体の廃棄物処理施設も燃えることが」

   滝沢さんは「ごみ清掃員として働いていると電子タバコやモバイルバッテリー、携帯扇風機がよく可燃ごみに混じっているので、身の危険を感じる」とし、実際のエピソードも明かした。

「先輩芸人兼清掃員のタケウチパンダさんは不燃ごみを担当していて、二度、清掃車火災を出している」

   「もし火災を起こすと消防署からちゃんと周知しろと怒られるという話を聞く」こともあり、清掃員らの悩みの種となっているそうだ。

   また、「リチウムイオン電池は清掃車火災だけではなく、自治体の廃棄物処理施設も燃えることがあり、年間約100億円の損失だと言われている。それらを補填するのは税金になる」とも説明した。

   なお、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))のまとめによると、ごみに混入したリチウムイオン電池の発火などによる被害額は18年度から21年度の4年間で約111億円に達したという。

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