総合格闘家の皇治選手が2025年4月16日、能登半島でのボランティア活動を行ったことをXで報告した。
「俺は社会に対してカッコ悪い事してもうた」
皇治選手は16日、「今日は自分の会社 TEAM ONE皆と 能登半島ボランティア」(原文ママ)として、ボランティアに従事する自身やスタッフらの様子を捉えた写真を公開した。
添えられた4枚の写真は、ゴミの処理をしたり、集めたゴミ袋をまとめた一輪車を押したりする皇治選手の姿や、輪島の温泉施設の看板の前でスタッフらと並んだ記念写真だった。
ボランティアに際し、「俺は社会に対してカッコ悪い事してもうた。ボランティアや寄付、社会貢献をこれからよりバリバリしていくわ」との思いをつづり、「能登半島、全然復興がおいついてないねん。皆で被災地の困ってる人達を支えていこな」と呼びかけた。
皇治選手は、24年12月下旬に高級自動車「フェラーリ」で街路樹などに衝突する事故を起こし、そのまま立ち去ったとして、警視庁に書類送検されていた。
事故の発覚後に公開した謝罪動画では、「去年の年末、フェラーリ・プロサングエ、世界初の大破しましたね」として、あくまでも物損事故だったと主張。警察には薬物の使用を疑われたが、「薬の検査全部して、もちろんアルコールも全部して、でも出なくて」と疑惑は証明できたとしていた。
動画の終盤では、自身の著書『嫌われる覚悟』の発売をアピールするなどの行動をとっていたことから、批判の声が相次いだ。
批判を受け、4月3日に再度動画を公開して謝罪を行った皇治選手。
謝罪動画の内容をめぐり「情けない話、自分の中ですごく罪に対する思いが薄くなっており、すごく不愉快になってしまう動画を上げてしまった」と反省を語り、 疑惑の声が深まっていた飲酒運転や薬物の使用について再度否定していた。