プロ野球巨人の元ヘッドコーチで野球解説者の元木大介氏(53)が、2025年4月15日までにユーチューブを更新し、出場選手登録を抹消された巨人・坂本勇人内野手(36)の不調の原因を独自分析した。
「若い自分と同じようにやっていてもきつい」
坂本は今シーズン開幕から打撃不振が続き、11試合に出場して打率.129、打点2、本塁打ゼロ。2軍で調整するため、15日に今シーズン初めて出場選手登録を抹消された。
19年から23年まで巨人でコーチを務めた元木氏。コーチとして坂本を指導してきた経験から、現状の坂本に関して「やっぱりスピードが落ちてきたね。全体的なスピードが落ちてきている」と分析し、こう続けた。
「慌てて体を作れないという年齢になってきている。開幕までに間に合わせようと思ってやっていたつもりが、そろそろ練習方法を変えていかないと、若い自分と同じようにやっていてもきつい」
08年にレギュラーの座を獲得してから長年にわたり第一線でプレーしてきた坂本。昨シーズンは、年齢的な衰えからか打撃不振が続いた。109試合に出場し、打率.238、7本塁打、34打点だった。
元木氏は現役時代の自身の経験を踏まえ、次のように坂本にアドバイスを送った。