粗品、恒例「1人賛否」めぐり見解 「粗品の意見ではないが」「あくまでコント」表記求める

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   お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんが2024年4月14日に公式YouTubeチャンネルを更新し、とんねるず・石橋貴明さんのセクハラ疑惑報道に関連して旧態依然とした芸能界について「間違ってると思う」と持論を展開した。

   持論が展開されたのは、恒例企画「1人賛否」。発言内容が報じられると「タイトルでめっちゃ誤解」されるとして、発言を紹介する際には「粗品の意見ではないが」「あくまでコント」などと断り書きを入れるように求めた。

  • 粗品さん(2024年撮影)
    粗品さん(2024年撮影)
  • 粗品さんの動画。「1人賛否」が名物コーナーだ
    粗品さんの動画。「1人賛否」が名物コーナーだ
  • 粗品さん(2024年撮影)
  • 粗品さんの動画。「1人賛否」が名物コーナーだ

「有力な番組出演者」下半身露出疑惑に見解

   週刊文春電子版は9日、中居正広さんとフジテレビの問題に関する第三者委員会の調査報告書で「重要な類似案件」と指摘された、10年以上前にフジテレビの女性社員と飲食店で2人きりになった際に下半身を露出した「有力な番組出演者」が石橋さんであると報じた。

   今回の動画は、SNSで最近話題になったニュースについて、賛成と否定両方の立場から意見を述べる恒例企画「1人賛否」。その中で粗品さんは、石橋さんの文春報道に触れて「昔のことなんでね、結局は。今更そんなん言われても」と同情したのもつかの間、「ただぁ!」と決め台詞を叫んだ。そして、飲食店で下半身を露出したことについて「わからんけど、国によっては極刑ちゃうの!?」と説き、「そこちょっと飲食店の息子として考えられへんけどな」と首を傾げた。

   続けて、「これは別に、石橋くんやとしても石橋くんじゃないとしてもちょっと言わしてもらいますけど」「『有力番組出演者』って言ってるんやから、演者の誰かなのは間違いないわけで。これは別に石橋君じゃなくてもですけど」と慎重に言葉を選んだ上で、「俺はそんな芸能界、間違ってると思うよ」と私見を述べた。男性芸人として昭和気質のお笑いや破天荒な芸能界を肯定したほうが芸人仲間から評価され、同性のファンも付くなど何かと得とが多いとしながらも、「間違ってると思うなぁ、正直」と繰り返した。

「タイトルでめっちゃ誤解されんねんから」

   さらに「自分がもし芸能界を辞めるって判断したとして、その判断の理由は何やって考えたら」「この業界に嫌気がさしたっていう理由が今のところ一番あり得そうです」と説き、「キモ過ぎるもんマジで。真面目に面白いことを追求してる奴、少ないんちゃうかなっていっつも思いますし、だんだんそういう世界ってのがわかってきたって感じですね」と語っていた。動画の終盤には、「1人賛否」の報じられ方について注文をつける場面もあった。次のように話し、「全部コント」「僕の意見ではない」などと説明している。

「これちょっと言っとこうか?もうネットニュースとかにするんやったら、タイトルに『粗品の意見ではないが』というのを絶対入れろよ?それ入れんかったら、もうルール違反で、もう俺の記事取り扱わせへんくするよ?各社、ネット ニュースとか。分かった?タイトルでめっちゃ誤解されんねんから。『1人賛否』なんか。『あくまでコントですから』というのをタイトルに絶対入れろよ?分かったな?てかすな、もうネットニュースに」
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