大阪・関西万博の開幕日を迎えた2025年4月13日。会場の大阪・夢洲で「万博いらないデモ」が行われた。衆院議員でれいわ新選組共同代表の大石晃子氏が、自身のXで参加を呼び掛けた。YouTubeでも配信され、2000人程度が同時視聴した。
夢洲では、航空自衛隊の「ブルーインパルス」の展示飛行が中止となるほどの雨に見舞われたが、デモ参加者は「万博いらない」「ノーノーメタンガス」などとシュプレヒコールを叫んだ。
抗議デモ「やるに決まってるじゃないですか」
デモ行進に入る前の集会で、大石氏は会場でメタンガスが検知された問題や、多額の公金が投入されているなどと指摘。「万博当日にデモなんかやるなと言われておりますが、やるに決まってるじゃないですか」と気勢を上げた。
一方で、万博反対デモは開催前から物議を醸していた。集合場所を「セブン-イレブン大阪夢洲店横」としたことで、ネット上で「コンビニに許可をとっているのか」「営業妨害になるのでは」との指摘が相次いだ。
週刊女性PRIMEが「セブン&アイ・ホールディングス」に話を聞いたところによると「大阪夢洲店ですが、デモ集合場所に指定されているという情報は伺っておりません。また、同店はご指摘いただいた集団や集会への関与はしておりません。併せて、同店を含め、セブン-イレブン店舗や駐車場を集会などに提供することは認めておりません」と回答があったという(2025年4月2日配信記事)。
大石氏は5日、自身のXで、集会場所横のコンビニは集会とは無関係と言及した上で「集会とデモは、港湾局・大阪府警と調整のうえ、必要な手続きを行っています、ご安心ください」などと投稿している。