2024年12月1日に閉館した広島県広島市の水族館「マリホ水族館」が25年4月11日、「シン・マリホ水族館」として移転・復活すると発表した。
館長「物語は、終わりませんでした」
マリホ水族館は広島市西区の商業施設「広島マリーナホップ」で営業していた。17年夏のオープン以来、広島市内唯一の水族館として親しまれてきたが、24年12月に施設の閉館を受け、水族館も閉館していた。
水族館を運営する「みどりグループ」は11日に会見を開き、広島市西区の商業施設「アルパーク」内に新たな水族館「シン・マリホ水族館」として移転・復活すると発表した。
会見では、館長の宇井賢二郎氏が「物語は、終わりませんでした。マリホ水族館は『シン・マリホ水族館』としてアルパークに移転します」と宣言。
展示面積は760平方メートルと、マリホ水族館のおよそ2倍となる予定だ。新たな水族館では、マリホ水族館にあった『ラグーン水槽』や、広島県の天然記念物「ゴギ」が泳ぐ激しい渓流を再現した水槽が継承される。今年の冬のオープンを目指し、開館の準備を進めていくという。