赤福の「さじ」、1年以上前に木製→紙製に 担当者も感じる「風情」不足...それでも変更決めた理由

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木のさじは安全性の面で「苦情をいただくことも」

   いつから紙製に変更になったのだろうか。11日にJ-CASTニュースの取材に応じた赤福の広報担当者は、23年12月30日販売分から変更したと明かした。

   変更の理由は、大きく分けて2つあると明かす。1つが、安全性の問題だ。従来の木製のさじは、割れやささくれが発生することがあったという。

「使用時の安全性の面で苦情をいただくことも往々にしてございました。例えば、本当に稀にではありますが、小さなお子様やお年寄りの方がささくれに気づかず怪我をしてしまった、というようなこともございました」

   2つ目の理由としては、木製のさじは海外から輸入していたが、基準を満たした製品の「安定的な供給が難しく」なってきたと明かした。紙製のさじは、日本製という。

「紙製に切り替えることによって、お客様の衛生面や環境にも配慮できることから、検討を重ね、導入に至っております」
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