JR横浜駅に「新たなゴミ箱」が設置されていた! 首都圏ほかの駅でも増えるか?JR東日本に聞いた

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   駅のゴミ箱が減少傾向にある中、JR横浜駅に設置された新たなゴミ箱がSNSで注目を集めている。この「復活」を歓迎する声が相次いだほか、他の駅でも設置してほしいとの意見も上がった。

   JR東日本の担当者は2025年4月9日の取材に対し、「廃棄物の分別を推進し資源化することを目的とし、お客さまのご利用の多い首都圏駅や駅構内店舗のご利用状況等を踏まえて設置しています」と説明。横浜駅には25年3月13日に設置したという。

  • 駅のゴミ箱(写真はイメージ)
    駅のゴミ箱(写真はイメージ)
  • JR横浜駅に設置された「リサイクルステーション」(JR東日本提供)
    JR横浜駅に設置された「リサイクルステーション」(JR東日本提供)
  • 駅のゴミ箱(写真はイメージ)
  • JR横浜駅に設置された「リサイクルステーション」(JR東日本提供)

従来よりも細かく分別できる「リサイクルステーション」

   25年4月上旬、横浜駅の中央北改札内に設置されたゴミ箱がXで話題になった。従来よりも細かく分別できる「リサイクルステーション」というものだ。具体的には、左から順番に(1)新聞・雑誌(2)カン・ビン(3)ペットボトル(4)プラスチック(5)紙類・木類――の5つに分けられている。

   JR東日本の担当者によると、初めて設置されたのは川崎駅(22年11月)。次に東京駅・大崎駅(22年12月)、最後に恵比寿駅・池袋駅(24年3月)という流れがあった。同社の発表によれば、この5駅で検証したところ、分別率の向上など効果が認められたため、横浜駅にも設置されることになったという。

   この取り組みについて、JR東日本は「お客さまのご利用の多い首都圏駅や駅構内店舗の利用状況等を踏まえて、約80駅に2025年度以降順次設置を進めることとし、2025年度は約30駅の設置を目指します」としている。地方でも、新幹線停車駅や主要駅での設置を目指すとしている。

   同社の担当者は4月9日、ゴミ箱のセキュリティ対策について「社員の目の届きやすい場所への設置など、状況に応じて対応している」としつつも、「セキュリティに関わることですので、詳細は控えさせていただきます」と取材に説明した。

   横浜駅以外で設置する駅については「検討中です」と述べている。

姉妹サイト