転売男性は人から頼まれて来場「興味は無さそうでした」
ヤフオクでは、同じように「直筆カラーイラスト」として、3月31日には、なんと約90万円で落札されていた。岸田さんの作品は、海外でも人気があることから、外国人のファンが買った可能性を指摘する向きもあった。
ヤフオクでは、4月9日夕は、約25万円でも出品されている。岸田さんの投稿画像にあった1点は、騒ぎになったためか、削除されている。
投稿した色紙2点について、岸田さんは同日、自らがプロデュースした東京・秋葉原のコンセプトカフェで3月23日にオープンイベントがあり、そこで描いて男性に渡したと、J-CASTニュースの取材に説明した。
イベントでは、オリジナルシャンパンを注文するとカラー色紙をリクエストでき、1点3万円としていた。この男性は、2点分となるシャンパン2本を注文した。色紙の画像では、黒く消した部分があったが、そこには「~さんへ」などと男性への宛名を書いたという。
この男性は、頼まれて来たといった内容を話したといい、「正直興味は無さそうでした」と明かした。「宛名があったので信じてはいたんですが、最近は宛名があっても出品されてしまうんですね」とぼやき、「お店を盛り上げたいのと、ファンに喜んでもらいたくてやってることなので、そのどちらにも関係が無い人には来ないで欲しいなあ、という感じです」と漏らしていた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)