格闘技イベント「BreakingDown」(ブレイキングダウン)を出禁になっているノッコン寺田(40)が、2025年4月8日にユーチューブ動画「ノッコンと嫁コン」を更新し、4月上旬に大阪市内に開店した飲食店の進捗を報告した。
店長「もう辞めます。やってられませんわ」
寺田はユーチューバーとして活動する傍ら、この春、オーナーとして大阪市内に飲食店をオープンさせた。
飲食店オープンについて、以前に自身のユーチューブ動画「ノッコン寺田【150キロラガーマン】」で、開店費用として数千万円の借金を背負ったことを明かしていた。
寺田によると、親しい知人とともに飲食店を始める計画をし、その知人が開店資金を全額出資する予定だったが、開店資金を出資するはずの知人が、金を出さず、逆に寺田は開店資金をだまし取られる格好になったという。
知人とは現在も連絡が取れない状況で、「被害総額」は数千万円にのぼるという。
このような状況の中、開店にこぎつけたものの、開店の準備段階から店長との確執が続いており、今もなお関係はこじれたままだという。
開店直前の3月25日に公開した「ノッコン寺田【150キロラガーマン】」の中で、寺田と店長の確執が明らかになった。
店のシステムなどを把握しきれていない店長に向け、イライラを募らせた寺田が、厳しい口調で詰め寄り、激高した2人が取っ組み合いのケンカを始めた。結局、店長が店を飛び出し「もう辞めます。やってられませんわ」と寺田に宣言した。
「俺も折れるところはしっかり折れた」
動画の中では、開店準備が大幅に遅れていたが、飲食店は予定通りにオープンした模様で、寺田は「現状でいったら、外国人のお客様がけっこう来ていただいている。ファンの人も来ていただいている」と現状を報告した。
ケンカ別れした店長は、その後、店に戻ってきたようで、当初の予定通り、店長として店に出ているという。ただ、2人の関係は「ぎくしゃくしたまま」だといい、寺田は次のように自身の気持ちを述べた。
「僕たちはいろいろ話し合っている。ケンカをしながら話し合いを重ねてやっている。あいつは『辞める』『やってられへん』と言っていたけど、(店が)走り出した以上、途中で投げ出すのはよくないと思う。俺も折れるところはしっかり折れた」
オーナーとして飲食店をうまく経営し、軌道に乗らせるために自身に折り合いをつけたというが、一方で心の中にしこりがあるようで、店長との今後の関係性について、こう語った。
「(飲食店を)やっていく上で、仲良くしていくのは正直無理です。仕事なので、どっちかが笑って過ごすのは無理だと思う」
店長と危うい関係が続く中、初めて飲食店のオーナーを務める寺田は「皆さん、バーにも来てほしいと思っている。嫁コンもたまには(店に)入るので」と呼びかけた。